丸二

KARA-IRO からいろ(唐彩)

“伝統を守り通す”ことで生まれる価値

素材 : 塩化ビニール樹脂・和紙
   ・水性顔料・金具
サイズ : ペンダント/W44cm×D38cm
    ×H32cm
    コード/W50cm
 初代は明治末期から昭和初期にかけて表具師として活躍。二代目より、表具や襖紙など和室内装材の販売会社へと転身した丸二。その内装材の1つが自社で製作する唐紙だ。  京都で作られる「京唐紙」は、版木を使い、雲母(うんも)や胡粉(ごふん)などの顔料で伝統文様を描くのが基本。唐紙を広く知ってもらうきっかけとして、丸二は唐紙のアートパネルや、版木スタンプなどを開発してきた。  さらに唐紙の魅力を伝えるため、照明器具を新たに開発。「唐紙の風合いを損なわないデザインの検討に苦労した」と代表の西村和紀は言う。試行錯誤の末、2枚を交互に重ねて巻いた形のペンダントが完成した。芯材に樹脂フィルムを挟み込み、破れない工夫も施した。  世の中に和紙の照明器具は多くあるが、唐紙は灯りを点けていない時でも、その文様を楽しめるのが特長。灯りを点ければ、文様がふわっと浮かび上がる様子も楽しめる。趣向性の高いインテリアを求める人におすすめだ。

代表取締役 西村和紀

住所 : 〒600-8076 京都市下京区高辻通堺町東入る泉正寺町462
Tel : 075-361-1321
Fax : 075-361-8876
Mail : kaznis@maruni-kyoto.co.jp

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