鳥居 / かんどこ

素材:キュプラ、紙
サイズ:L13×W13cm
色柄:赤、白、納戸色など

現代の日本文化を創る

 お宮参りや七五三、結婚式など、人生の節目で神社に参った際にもらうお札。家の中に祀っておきたいけれど、神棚を設える場所がなかったり、そもそも神棚がインテリアに合わなかったりすることは多いのではないか。そんな問題を解決するのが、鳥居が製作した神床「かんどこ」だ。紙を三角形に折って、壁に押しピンや画鋲で留めるだけ。実に簡単な設置方法で、お札の置き場所をつくってくれる。
 しかも、これはただの紙ではない。表装用の金襴緞子を張った紙なのである。鳥居は全国の表具店や博物館、神社仏閣などに向けて、掛け軸や額を飾るための美術織物「表装裂」を専門に扱う卸問屋だ。表装裂を仕立てる際に最も重要な作業が、裂と紙を糊で張り合わせる裏打ちである。この裏打ちの技術を生かし、近年、同社は表装以外の生活雑貨の開発に積極的に取り組んできた。「これは厚紙を張って強度を増し、裏面を魔除けの朱色に仕上げた」と代表取締役の鳥居玲子は話す。

代表取締役 鳥居玲子

〒604-0804 京都市中京区夷川通堺町東入る絹屋町128番地
Tel:075-222-1031
Fax:075-222-2350
Mail:info@torii.kyoto.jp
https://torii-kyoto.jp

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